こんにちは!関西学院大学体育会弓道部 新三回生の中田亜美です。今回は教育学部教育学科 新二回生の廣田宥斗君について紹介していきたいと思います。
奈良県出身の廣田君は中学生の頃から弓道をやっており、高校三年生の時にインターハイに出場するといった経歴を持っています。関学にはスポーツ推薦で教育学部に入学し、高校の教育免許取得のために日々勉強しているそうです。また、今年度から関学弓道部の広報を務めており、SNSで様々な情報を発信してくれています。
そんな廣田君にいろんなことを聞いてみました。
A.中学の時から「全国優勝」という目標に向かって努力してきたが、中学の時は近畿大会3位、高校の時は全国大会ベスト32とまだ目標が達成できていない。そんな中で弓道を辞めることも頭をよぎったが、やはり諦めきれず、関学弓道部で全国優勝という目標を果たすべく入部を決めた。
また、関学弓道部は文武両道を目標にしており、弓道も勉強も精一杯できる環境にあることも入部のきっかけの一つ。
Q.入ってよかったこと。
A.とても頼りになる偉大な先輩方や、練習熱心で高い目標を持った同期に出会えたことは自分にとって本当に財産だと思う。体育会であるため厳しいことや大変なこともあるが、それ以上に達成感や感動を味わうことが多く、青春を弓道に捧げることができてとても幸せだと思っている。
Q.大変だったこと、それの克服方法
A.教育学部は弓道場がある上ヶ原キャンパスから少し離れた聖和キャンパスにあり、この二つのキャンパス間を行き来する際に生じる移動時間により、少し練習に遅れたりしてしまうため、遅れた分の練習量をカバーするのが大変。
また、教育学部では免許取得のための授業や教育実習の関係で練習に参加できないこともあり、他の学部と比べたら大変な面が多い。
しかし、教育学部にも体育会の部活に所属している学生がたくさんいる。部活の練習の都合で授業に遅れてきたりするなど不自由している面が多い中、自主練習を増やすなどの工夫をして全国や関西といった大舞台で活躍している友人の姿に刺激を受け、私も夜遅くまで自主練習をしたり、家では毎日の体幹トレーニングを欠かさず行うなど遅れを取り戻す努力をしています。
体育会という同じ環境で切磋琢磨し合える友人に出会えたことは、学生生活が充実している大きな要因になっている。挫けそうになったら励ましてくれたり、怠けそうになったら叱ってくれる、そんな友人たちとこれからもお互いに高め合っていきたい。
Q.これからの意気込み
A.これからシーズンが始まり、まずは新人戦でチームを勝利に導く活躍をしたい。そのうえで高い目標に向かって、メンバーに選んでいただけるように日々の練習から一本一本を大切に引いていきたい。
◎新入生に向けて一言
新入生の皆さん、弓道は大学から始めても活躍することができる数少ないスポーツです。もちろん楽しいことだけではありませんが、体育会でしか味わえないことが絶対にあると思います。関西学院大学には勉強にも弓道にもしっかりと打ち込める環境が整っています。ぜひ一緒に四年間という短い学生生活を充実したものにしましょう!
以上が廣田君からの回答です。
教育学部がある聖和キャンパスから上ヶ原キャンパスにある弓道場までは徒歩で大体20分、自転車で大体10分程で着きます。徒歩だと少し時間がかかるので、キャンパスまで交通機関を使わずに通う場合や下宿生は自転車があると便利ですね。
聖和キャンパスでの授業の関係で部活に少し遅れて参加することや、実習で欠席することなど大変な面も多々ありますが、関学弓道部は文武両道をモットーとしているためその辺には理解があります。廣田君だけでなく他の教育学部の先輩方も部活や勉強、実習などうまく両立して行っています。慣れるまではかなり大変だと思いますが、先輩方が部活面でも勉強面でもサポートしてくれます!